OS Xのセキュリティホールのことが、いろいろなところで取り上げられてますね。とりあえずSafariの [環境設定>一般>ダウンロード後、“安全な”ファイルを開く] のチェックははずしておいた方がいいようです。
exciteニュースより引用
このセキュリティーホールは、今年2月、ドイツ人のウェブデザイナーによって発見されたが、今週まで公表されなかった。この脆弱性が悪用された場合、OS Xユーザーがウェブサイトを訪れただけで、マシンを乗っ取られる危険性がある。これはマックOS Xが一部のプロトコルを扱う方法が原因で生じたセキュリティーホールだ。ウェブリンクを通じて、アプリケーション、スクリプト、あるいはUNIXのコマンドが実行できてしまう。
このセキュリティーホールは、デンマークのセキュリティー対策企業、セキュニア社が17日(現地時間)にセキュリティー勧告を発表したため、注目が集まった。19日には、この脆弱性を悪用する目的で作られたスクリプトやアプリーションが爆発的に増加したことを理由に、同社は勧告を最高レベルに引き上げている。 「レベルを『極度に危険』まで引き上げたのは、この問題が非常に手軽に悪用できるうえ、現に数多くの悪用手口が使える状態になっているからだ」とセキュニア社のサイトは説明している。
現時点では被害報告はないが、この不具合を悪用する手口は、潜在的に無数に存在する。専門家たちは、マシンが簡単に乗っ取られ、ハードディスクを消去されたり、ウイルスやスパムの発信源として使われたり、銀行の口座番号とパスワードを転送されたりする危険性があると警告している。
アップル社では、この脆弱性を認識しており、現在調査中だと声明で述べている。「われわれはセキュリティーに関して、非常に真剣に取り組んでいる。セキュリティーを脅かす可能性のある今回の問題について、積極的に調査を行なっている」