80歳で生まれて、若返っていく主人公のベンジャミン・バトンの一生を描いた映画です。
テレビでCMを見ていて、面白そうだなとは思ってました。年を重ねる毎に若返っていく主人公と、年を重ねる毎に年老いていく彼を取り巻く人との交流と葛藤を描いた作品かな。
勝手にイメージしていた程のドラマチックな感動はないですが、自分の人生を受け入れ、静かな人生を送っている主人公の力強さが感じられます。2時間50分近い作品ですが、長く感じずに見れるのも、その所為かも。最後、赤ちゃんになった主人公が愛する人の腕の中で、静かに眼を閉じるシーンは、この映画、ストーリーならではですね。